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読書嫌いな子におすすめの本

私の娘は小学校低学年まで読書が嫌いで、自分から本を開こうとしない子でした。絵本や読み聞かせは好きだけど活字が苦手で自分で読むのは面倒くさがるタイプ。物語よりも図鑑が好きな子です。(理系の夫も娘と同じで、学生時代には全く読書をしたことがなかったそうです。)

一方、私は活字中毒といっていいほど読書好き。読書のおかげで語彙や知識が増えました。何よりも読書は人生の楽しみの一つになっています。娘にも本を好きになって欲しくて試行錯誤するうちに、小学校中学年くらいから娘も読書好きになって自分から本を読むようになりました^^!

今回は活字嫌いな娘を読書好きした方法を紹介します。

読書嫌いな子供を読書好きにする方法

親が好きな本を楽しそうに読む。面白い本について親子で感想を語り合う

親が楽しんでいることは子供も真似したくなるようです。娘は読書だけでなく、夫の影響で夫が好きなスポーツにも夢中になっています。

子供と一緒に図書館、本屋に行く。月に何冊か子供が自分で選んだ本を買ってあげる

わが家は、毎月2冊子供が自分で選んだ本を買っています。(子供が自分で選んだ本なら何でもOK。)

本屋や図書館に来てくれない子なら、親が子供の「本ソムリエ」になる

娘は、低学年まではあまり図書館に付き合ってくれなかったので、娘が興味のありそうな本を選んで毎月20~30冊くらい借りていました。その中で1冊でも好きな作品が見つかればめっけもの。娘は「今週はどんな本を借りてきたの?」と楽しみにしていました^^。

子供がよくいる部屋(リビングなど)の目立つ場所に本棚を置く。

リビングの本棚を置き子供好みの本を並べておけば、暇なときに自分から本を読んでくれます。親がとくに子供に読んで欲しい本は図書館で借りず購入し、一番目につくところに置いています。(親が本を置いたことを忘れたころに、夢中になって読んでいます。)子供向けの本棚はどんな本があるか一目で分かるオープンタイプがおすすめです。わが家は扉つきの本棚もありますが、そこに本を収納すると子供に本の存在を忘れ去られてしまいます。

活字を読むのが苦手な子には、親が半分読みきかせし半分は子供が音読する。

娘は小学校低学年まで絵本よりも文字量が多い本は自分で読んでくれなかったので、本の見開き半分を私が読んで残り半分は娘が読む、読み聞かせ(?)をしていました。結構盛り上がって楽しかったです。面白い本は続きが気になったようで、一人で読んでくれるようになりました。

本嫌いな子向け・子供が夢中になる面白い本の選び方

子供の趣味や興味に合う、子供が読みたくなる本を選ぶ。

子供は読書好きになれば、興味の赴くままに好きな作家や様々なジャンルの本を読むようになります。どんなに名作でも、家庭では子供がつまらないと思う本は無理に読ませないことをおすすめします。(読書=退屈で嫌なものだと思わせない。)

まずは子供に人気のロングセラー・シリーズものの作品から選ぶ。

ロングセラーの作品は、やはり子供が面白いと思うツボを押さえた本が多いです。本嫌いな子には、途中の巻から読んでも大丈夫な、1巻ずつで内容が完結しているシリーズものがおすすめです。(読書嫌いに壮大な長編小説はハードルが高いので)子供は面白いシリーズものにハマってくれれば、自分からどんどん続きを読んでくれます。 

文字が大きく文字量が少なく挿絵が多い本から徐々にステップアップしていく。

読書が苦手な子なら、対象年齢が1~2学年下の子向けの本からはじめてもよいと思います。長い文章を読むのが苦手なら、学習漫画もおすすめです。

子どもが好きなタッチの挿絵が入っている本を選ぶ。

読書嫌いな子の本選びで挿絵は重要です!漫画っぽいタッチの挿絵が入った本を嫌う親御さんもいるようですが、私は子供の好み優先で本を選んだ方がよいと思います。

以前、娘は図書館で借りた児童文学に見向きもしませんでしたが、同じ内容で装丁と挿絵をリニューアルした本を購入したら夢中になって読んでいました。(図書館の本は古くて挿絵が娘の好みではなく、読んでみたいと思わなかったようです。)挿絵は、本嫌いな子が本の世界に入る助けになってくれると思います。

本嫌いでも読める本 小学生に人気のおすすめな本

10才までに読みたい世界名作・10才までに読みたい日本名作

挿絵が多く読書が苦手な子でも読みやすい、世界・日本の名作シリーズです。対象年齢は小学校低学年~10才くらい。娘は2年生から3年生までこのシリーズにハマっていました。

子供が物語の世界に入りやすいように、口絵の「物語ナビ」で物語の背景や登場人物がカラーで詳しく紹介されています。



本のレイアウトは、文字数が多い本に慣れていない子でも読みやすいように工夫されています。文字が大きく挿絵にも漫画風で綺麗なカラーイラストをふんだんに使われているので、子供には少し難しそうな内容(日本の古典文学など)でも楽しく読むことができました。


娘が名作シリーズでとくに気に入っていたのはこちらです。

西遊記・里見八犬伝


個人的には、この2冊は少年漫画の王道ストーリーの原型だと思います。(強い敵と戦いながら個性的な仲間と出会うワクワクドキドキする冒険活劇)少年漫画やアニメが好きなお子さんも楽しめると思います。


ルパンシリーズ

 

怪盗紳士のルパンが活躍するシリーズ。(ルパンの本は10才までに読みたい名作ミステリーシリーズから他に5冊出ていますが、どれも面白いです。)娘は、変装が得意で弱いものの味方のルパンのファンです。

平家物語


娘はこの「平家物語」のおかげで歴史好きになりました!「平家物語」を読んで源義経のファンになり、他にも源義経が出るいろいろな学習漫画を読むようになりました。


古典文学の学習漫画シリーズの「平家物語」も気に入って繰り返し読んでいました。この古典漫画シリーズは「徒然草」「万葉集」も良かったです。


他にも、読書嫌いな子が夢中になる、おすすめの面白い本を紹介しています。

面白くて役立つ歴史の学習漫画と学習漫画の選び方、子供を歴史好きにする方法を紹介しています。
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