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中学受験低学年でやって良かったこと

私の娘は中学受験勉強中の小学5年生です。受験勉強をしていて、低学年のうちに家庭学習でやっておいて本当に良かった!と思うことをまとめました。

(わが家は3年生の冬まで中学受験を考えていなかったので、勉強というよりも遊びの要素が強めの内容です。)

娘は幼くてのんびりした子です。低学年の頃は全く集中力がなくてすぐ勉強に飽きてしまっていたので、楽しく勉強できるように毎日試行錯誤していました。

中学受験準備・低学年の家庭学習でやっておくこと

中学受験国語・低学年では本をたくさん読み語彙を増やしておく

中学受験の国語は小学生にとってはかなり難解な長文を読むため、高いレベルの読解力と語彙力が必要です。低学年では読書習慣をつけて、文字を読むことに慣れておくことをおすすめします。本を沢山読むと自然に語彙も増えていきます。

でも、うちの娘は、低学年までは読書が苦手で本を読んでくれず困っていました…^^:。本好きになってもらえるよう試行錯誤するうちに読書習慣をつけることができました。

詳しくはこの記事にまとめています。
娘は慣用句やことわざは漫画を使って楽しく覚えています。高学年でも学習漫画はテスト勉強で大活躍しています。

国語が嫌いな子向けの入塾前におすすめの問題集

幼くて国語が苦手な娘は、低学年では文字が多くて遊びの要素が少ないテキストは嫌がって全く解いてくれませんでした。中学受験準備で評判が良いテキスト(はなまるリトル、トップクラス問題集など)は娘にはオーバースペックすぎて、まさに宝の持ち腐れでした^^;。

無理に難しいテキストを使うとますます国語が嫌いになりそうだったので、まずはイラストが多くて文字量が多すぎない、幼い子でも楽しく勉強できる教材を使って、3年生の冬から徐々に読解問題に慣らしていきました。

読解力アップ直結問題集
漫画を読みながら楽しく国語の勉強ができます。内容は指示語や接続語、文章の要約が中心です。

出口汪の日本語論理トレーニング
文字が大きくてイラストも入っているので取りかかりやすいです。文法の基礎固めに役立ちます。

読解力と語彙力を鍛える! なぞ解きストーリードリル (小学理科・小学歴史)
陰山英男先生監修の、理科や社会の知識も学べる一石二鳥なドリル。物語が中心で読解問題は簡単ですが、文章を読むために必要な語彙力を延ばす工夫がされています。語彙力ドリルつき。



4年生からは、エデュケーショナルネットワークの「中学受験新演習」を使いました。「中学受験新演習」の国語は「予習シリーズ」よりも簡単なので、国語が苦手な子でも解きやすいと思います。

中学受験新演習と予習シリーズを比較しています。

おすすめの楽しい算数ゲーム・算数が好きになる!

娘は低学年まであまり机に向かって勉強してくれなかったので、算数ゲームを遊びに取り入れていました。娘は算数ゲームをやり続けたおかげで図形問題が好きなり、論理的な思考力も身に付きました。

面白い算数ゲームブロックスとアルゴ

アルゴ
算数オリンピック委員会が開発したシンプルだけど奥深い数を推理するゲーム。自分の手持ちのカードから相手の数字を推理します。集中力、分析力、記憶力が身につき論理的思考力が向上します。ルールは簡単なので低学年の子も楽しく遊べます。


ブロックス
短時間で勝負がつくシンプルで楽しい陣地取りゲーム。相手を攻撃しながら、様々な形状の四角形のコマをスペースに入れていくので、図形を見る力もつきます。家族みんなで大人も子供も盛り上がって遊んでいます。


マスマジシャン
算数オリンピック委員会推奨の算数力と推理力が決め手となる頭脳ゲーム。小学生から中学生までの算数の知識を使って相手のカードを推理して遊びます。楽しく遊びながら算数の知識や論理的思考力が身につきます。娘はこのゲームがすごく気に入っていて、一時期、毎日のように遊んでいました。

面白い算数ゲームマスマジシャン

わが家にあるのは旧版ですが、デザインがリニューアルして大人っぽくなりました。


ロンポス505
時間を忘れてハマってしまう面白さの、空間認識能力を養うパズル。平面と立体の両方のパズルで遊ぶことができます。頭の体操になり集中力もつくと思います。コンパクトなサイズなので、旅行などの外出先にも持っていけます。

計算トランプ
普通のトランプを使った計算遊び。四則計算を使ったババ抜き、神経衰弱、ブランクジャックなど。今でも寝る前に毎日家族でトランプをしています。)

ナンプレ
頭の体操にぴったり。

折り紙
平面から立体をイメージできるようになりました。

中学受験低学年の過ごし方・理科・社会でやってよかったこと

よく言われていることですが、低学年のうちは遊びや生活の中で子供が理科や社会に興味を持つような働きかけをして親子でたくさん実体験をしておくと中学受験の勉強につながると思います。

理科

  • 身近な植物や動物を観察し図鑑で調べる。虫取りや魚釣りもおすすめです。
  • 自然を散策。(海、川、池、山、森など)
  • 動物園、水族館、科学館、博物館へ行く。(科学館ではワークショップに参加する。)
  • 実験教室に参加する。家でできる実験遊びをする。
  • 理科の学習漫画や面白い本を読む。
  • 知的好奇心をくすぐり、理科の面白さを教えてくれるような番組を見る。

理科でおすすめの楽しい動画をまとめました。

理科の勉強になる面白いアニメや学習漫画も紹介しています。

社会

  • 部屋に日本地図を貼る。
  • 親子で旅行の計画を立てる。
  • 旅行に行った地域の名産品を調べる。
  • 学習漫画や本を読む。面白い地理や歴史のTVを見る。
  • 家族が好きな食べ物の産地当てゲームをする。
  • 好きな歴史人物のゆかりの地を訪れる。
  • 親子で都道府県や日本地理の暗記競争(小学3年生)
  • 地理ゲームで遊ぶ。(どこでもドラえもん 日本旅行ゲーム・日本地図カルタ・サピックスの都道府県地理カード・歴史カードなど)(小学3年生)

低学年では、娘はドラえもんの日本旅行ゲームにハマっていました。各地方の名産品も覚えられます。

サピックスの都道府県地理カード・歴史カードは3年生から4年生にかけて遊びました。中学受験の勉強に即役立つ内容ですが、ゲームとしても楽しいです。

この2冊に書かれていることが頭に入った状態で中学受験の勉強をはじめれば、社会はかなり楽になると思います。

サピックス都道府県地理カードと歴史カード



中学受験の歴史は驚くほどに進度が早いのですが、娘が歴史の面白さにハマってくれたおかげで楽しく勉強ができています。

娘は歴史好きすぎて歴史学習漫画のコレクターみたいになっています。
わが家は娘に理科と社会を好きになってもらうことには成功しました^^!中学受験のハードな勉強の中で、理科と社会は娘のお楽しみタイムになっています。

娘は短期間での暗記がものすごく苦手なのですが、理社の興味がある単元だけは驚くほどに吸収が早いです。好きな単元だけは四谷偏差値60を超えます。

本人の興味がない単元(社会の工業など)は全く暗記ができずボロボロですが、理社で好きな単元があるおかげで救われています(;^_^A。)

中学受験をする・しないに関わらず低学年で学ぶ楽しさを知ったことは、娘にとって何よりも貴重な財産になったと思います。

長くなりましたが、少しでも中学受験準備の参考になると幸いです。

幼くて一日30分しか勉強できなかった娘が、毎日2時~3時間勉強できるようになった方法をまとめました。

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